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栃木県の伝統工芸に触れる・体験する

 

 

こんにちは

日中のぽかぽか天気 心癒されますね😊

スギ花粉が飛散していなければ最高なのに・・・😢

 

 

14日(火) 東京都では桜の開花宣言がされましたね🌸はやい

栃木県の開花は来週前半のようです 非常に楽しみです ♪

 

 

 

 

 

今日は先日の体験行事について📝

 

みなさん 栃木県の伝統工芸品と聞いて思い浮かぶものはありますか?

 

 

 

 

 

 

益子焼 などの陶磁器や 日光堀 などの木工品のほかにも

織物 竹工品 金工品 祭礼用具 などが伝統工芸品として指定されているようです

とちぎの伝統工芸品

 

 

今回私たちが体験したのは 織物『真岡木綿』です

 

 

わーくりんくから車で約35分 真岡市荒町にある『真岡木綿会館』に伺って

就労移行の皆さんと真岡木綿を使用した機織り体験をさせていただきました😊

 

 

まずは真岡木綿について(引用:真岡もめんとは

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かつて「真岡」といえば、そのまま木綿の代名詞として通用した時期がありました。
丈夫で質が良く、絹のような肌ざわりの真岡木綿。染上がりを際立たせる“晒し(さらし)”という

加工技術にも優れ、絶大な人気を誇りました。

江戸時代の文化・文政・天保の頃には年間38万反を生産し、隆盛を極めました。その当時、江戸の
木綿問屋はこぞって真岡木綿を求め、木綿仕入高の約8割が真岡木綿であったという記録があります。

しかし、開国による輸入綿糸流入などで衰退し昭和初期には生産されなくなりました。
昭和61年(1986年)真岡商工会議所が中心となり「真岡木綿保存振興会」(当時)を設立し、
「真岡木綿」を復興しました。
機織り技術者養成講座を開設するなど、伝統を“今”に繋いでいます。

現在、真岡木綿会館では、県伝統工芸士5名を含む約17名の機織り技術者が在籍しております。
綿(わた)の栽培から染色~機織りまで一貫しての手作業により、完成までには時間を要しますが、
それ故に質の良い木綿製品が出来上がります。
機織りは見学できるほか、簡易の機での織を体験することも可能です。ぜひ、足を運んでみてはいかがですか。
歴史に想いを馳せて…。

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体験させていただいたお部屋に 真岡市内で収穫された木綿がありました

綿の中に種が入っているため

1つずつ丁寧に種取りを行い その後昔ながらの糸車で紡いでいくそうです

とても手間のかかる作業ですよね・・・

 

 

 

 

 

 

 

歴史ある貴重な伝統に触れるべく いざ体験❕

 

 

まずは それぞれ好みの経糸(たていと)がセットされた織機を選びます

体験で使用したこの織機はニュージーランド製のものだそうです🐏

織機には経糸が60本セットされています

このあと好きな色の緯糸(よこいと)を選び準備完了

 

 

 

真岡木綿について・織機の使い方について教えていただき 織りスタート🔥

手だけでなく足も使います

ペダルを踏むと 経糸の部分が開きます

そこに緯糸を手で通し・・・

た~ての糸はあ~なた~ よ~この糸はわ~たし~  となったら🌠

筬と呼ばれるパーツを両手で優しくトントントンと手前に引きます

 

それを続けていくと・・・・

どんどん

美しく織り込まれていきます・・・💛

皆さん黙々と進められているため 織機のトントントンという音が至たるところで聞こえ

『音のソノリティ』に投稿したいくらい 心地いい音が鳴り響きました♬

 

 

緯糸が無くなるころ 作品が正方形に近くなり

 

 

真岡木綿を使用したコースター 完成!!

beautiful💕

みなさん選んだ緯糸が偶然にもバラバラだったので

どれも雰囲気の違う 素敵な作品が仕上がりましたね☺

 

 

 

体験のあと 機織り技術者の方々が実際に木綿製品を製作している工房を見学

糸染めをしている様子や 大きな織機で織られている様子を拝見できました👀

 

1枚およそ15mの長さに織るそうです

その後の糊抜きで水につけるため少し縮んで13mほどに

乾燥させてアイロンをかけ 反物として仕上がります

 

 

人生の中で着物を着たのは成人式の1回のみですが

今回真岡木綿に触れ 学ばせていただいたことで

反物 着物への興味関心を持つことができました👘

 

 

 

 

真岡会館をお邪魔したあと 隣接されている

岡部記念館「金鈴荘」にも少し立ち寄りました🏠

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岡部記念館「金鈴荘」は、回遊式の日本庭園を備え、

周囲に地元の磯山石(現在は生産されていない)を使用した石塀をめぐらしています。

 建物は、明治中期に岡部呉服店2代目岡部久四郎氏(創業者から数えると3代目)が

建築材料等を多年にわたって集め、大工、指物師は出入りの職人を3年間東京で修業させ、

十年余の歳月を費やし建築したものです。木造2階建、徹底した防火土蔵造になっています。

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(引用:岡部記念館「金鈴荘」について

 

建物に入ると ボランティアの方が付きっ切りで丁寧に詳しく説明をしてくださいました

部屋の床の間部分には唐木が使用されており 襖は下地に金箔が五層施され

内部にある書画や骨董類は 栃木にゆかりの深い作者の作品が多いそうです

廊下の手作りガラスや 一本杉のながいながい梁はとても立派で

あらゆるところに2代目のこだわりを感じました

教えていただいたこと全てを書こうとすると長くなるので今回はここまでに💦

 

 

建築が好きな方 ぜひ見学してみてください^^

 

 

庭園も美しかったです🌳

 

ひな祭りの時期は【つり雛展】が開催されているそうですよ

また来年のその頃に訪れたいと思いました🎎

 

 

 

生まれ育った栃木県 まだまだ知らないことばかり

 

 

 

最後までご清覧いただきありがとうございました

 

 

 

再来週は 「〇より〇〇」 わくわく😆

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わーくりんく宝石台の就労移行支援では、就職活動のサポートなど、

皆様の「夢・やりたいこと」の実現をお手伝いさせていただいております。

皆様の見学や体験を職員一同お待ちしております

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えむつーあしすと株式会社

【多機能型障害者就労支援事業所 わーくりんく宝石台】

〈就労移行支援/就労継続支援A型/就労定着支援〉

〒329-1231 栃木県塩谷郡高根沢町宝石台5-7-9 カネサビル2階

☎TEL 028-666-7939

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